核融合プラント熱源の多角的なエネルギー利用

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-063

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Multifaceted energy use of thermal sources in the fusion power complex

著者名: 芦川直子（核融合科学研究所）

著者名(英語): Naoko Ashikawa (National Institute for Fusion Science)

キーワード: 核融合プラント|水素製造|Fusion plant|Hydrogen production

要約(日本語): カーボンニュートラル（CN）および持続可能な社会構築に向け，核融合炉開発の促進が強く求められている。しかし，同様にCN貢献への特徴を持つ他の方法に対して，現段階から明確な利点を提示するとともに，社会受容性の向上が必須な状況にある。核融合プラントでは，核融合反応による高速中性子，崩壊熱，プラズマによる熱負荷など，広い温度領域での熱源を有する。既存の設計では発電に主眼を置き，これら発生熱をいかに除熱するかという視点で設計が行われてきた。核融合プラントは水素利用との親和性が高く，発電と水素製造によって高効率化が期待できる。本講演では，発電と水素製造を兼ねる核融合プラントのあるべき姿について講演する。

本誌掲載ページ: 109-110 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 696 Kバイト