接地網に接続した接地極の過渡接地抵抗特性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-069

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Characteristics of the transient grounding resistance of a grounding electrode connected to a grounding grid

著者名: 吉﨑德人（電力中央研究所）,森亮太（電力中央研究所）,田代大貴（電力中央研究所）,立松明芳（電力中央研究所）

著者名(英語): Norito Yoshizaki (Central Research Institute of Electric Power Industry),Ryota Mori (Central Research Institute of Electric Power Industry),Daiki Tashiro (Central Research Institute of Electric Power Industry),Akiyoshi Tatematsu (Central Research Institut

キーワード: 接地極|過渡接地抵抗|接地網|雷サージ|Grounding electrode|Transient grounding resistance|Grounding grid|Lightning surge

要約(日本語): 変電所に設置される避雷器の接地端子は接地線を介し，接地網に接続されるが，落雷に伴い雷サージ電流が接地網に侵入すると，接地網の過渡電位上昇等により低圧制御回路に誘導電圧が発生し，保護継電装置等の機器が損傷あるいは誤動作に至ることがある。このため，過渡電位上昇抑制のため，避雷器接地線と接地網の接続箇所に接地極を接続する場合がある。これまでに，接地極の接地抵抗特性や，変電所接地網の接地抵抗特性の研究がなされてきているが，これらを組み合わせた効果は定量的に示されておらず，合理化の余地が残されている可能性がある。本稿では，接地極が接地網に接続された場合の接地抵抗特性を実験的に評価した結果について述べる。

本誌掲載ページ: 117-119 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 776 Kバイト