風洞実験に基づく架空送電線の導体温度FEMモデルとCIGREモデルの比較検証
風洞実験に基づく架空送電線の導体温度FEMモデルとCIGREモデルの比較検証
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-092
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): Comparative Verification of FEM Model and CIGRE model for Overhead Line Conductor Temperature based on Wind-tunnel Experiment
著者名: 澤野大(関西学院大学),杉原英治(関西学院大学)
著者名(英語): Masaru Sawano (Kwansei Gakuin Univerisity),Hideharu Sugihara (Kwansei Gakuin Univerisity)
キーワード: ダイナミックレーティング|有限要素法|架空送電線|導体温度|風洞実験|dynamic rating|finite element method|overhead line|conductor temperature|wind tunnel experiment
要約(日本語): 送電線の電流容量は,導体温度に基づき定められており,特に高風速時には導体温度が低下するため,電流容量を増加できる可能性がある。電流容量決定手法の従来法であるCIGREモデルは,幅広い線種に対応可能である反面,個々の線種に対しては温度推定誤差が生じやすく,温度分布が考慮されていないため,測定値との誤差が生じやすいことが課題である。これまでに著者らは従来法より厳密な架空送電線の導体温度を算出するため,有限要素法(FEM)を用いたモデルを構築し,風洞実験による測定結果に基づき,FEMモデルの妥当性を検証した。本稿では,導体の平均温度について,従来法であるCIGREモデルとFEMモデルを比較し,FEMの方が風洞実験結果により近い結果が得られていることを検証する。
本誌掲載ページ: 148-150 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 478 Kバイト
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