275kV POF鋼管内CVケーブルの開発（その2）－熱伸縮対策－

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-109

グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集

発行日: 2024/03/01

タイトル(英語): Development of XLPE cable laid in HPFF steel pipe - Measures against thermal contraction and expansion of 275kV Rubber Block Joint in narrow manhole -

著者名: 小林拓人（東京電力ホールディングス）,相原靖彦（東京電力ホールディングス）,水津亮（住友電気工業）

著者名(英語): Takuto Kobayashi (Tokyo Electric Power Company Holdings),Yasuhiko Aihara (Tokyo Electric Power Company Holdings),Makoto Suizu (Sumitomo Electric Industries)

キーワード: 鋼管内CVケーブル|熱伸縮対策|反抗力増加装置|可動式接続部架台|XLPE cable laid in HPFF steel pipe|Measures against thermal contraction and expansion|Reaction force-increasing device|Movable joint box frame

要約(日本語): 前報において，鋼管内CVケーブルを適用する際にオフセット形状によっては追加の熱伸縮対策が必要であることを述べたが，既設のPOF用マンホールは一般的なCV用マンホールと比較して狭隘であることから十分なオフセットが確保できず，熱伸縮により接続部左右に軸力差が生じる可能性がある。そこで反抗力増加装置ならびに可動式接続部架台を考案し，その有効性について実機試験から評価を行った。結果，反抗力増加装置によって接続部に伝わる軸力を70～50％程度に低減でき，可動式接続部架台によって接続部左右の軸力差をほぼゼロにできることを確認した。

本誌掲載ページ: 172-174 p

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 929 Kバイト