交流重畳法による未橋絡水トリー検出に関する一考察
交流重畳法による未橋絡水トリー検出に関する一考察
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-114
グループ名: 【全国大会】令和6年電気学会全国大会論文集
発行日: 2024/03/01
タイトル(英語): A Study on the Detection of Unbridged Water Trees in the AC Superposition Method
著者名: 泉誠太郎(東京電力パワーグリッド),吉留久暁(東京電力パワーグリッド),福田尚(東京電力パワーグリッド),田嵜文弥(東京電力パワーグリッド),林陵司(東京電力パワーグリッド),根岸直行(東京電力パワーグリッド),高橋旭(東京電力パワーグリッド),宮崎和則(東京電力パワーグリッド),二川和弘(東京電力パワーグリッド),村田薫(矢崎エナジーシステム)
著者名(英語): Seitarou Izumi (TEPCO Power Grid),Hisaaki Yoshidome (TEPCO Power Grid),Nao Fukuda (TEPCO Power Grid),Fumiya Tasaki (TEPCO Power Grid),Ryoji Hayashi (TEPCO Power Grid),Naoyuki Negishi (TEPCO Power Grid),Akira Takahashi (TEPCO Power Grid),Kazunori Miyazaki
要約(日本語): 実線路に布設されているケーブルに対して直流漏れ電流試験,ならびに交流重畳法による劣化診断を実施した結果,交流重畳法では劣化と判定されたものの,直流漏れ電流試験においては劣化を確認できなかったケーブルが複数本存在した。ケーブルの水トリー劣化状態を確認するため,本稿では,劣化判定となったケーブルを実線路より撤去し交流重畳法における単相測定により,劣化・未劣化箇所を特定しトリー観察を行った。その結果,未橋絡水トリーからの劣化信号により未橋絡水トリーを特定できることを確認した。今後は,本方法を活用することで,効率的に水トリーの特定と伸展の様相を観察し,活線劣化診断データの蓄積により,E-E タイプ CV ケーブルの寿命精緻化に繋げていく。
本誌掲載ページ: 182-184 p
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 957 Kバイト
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