感性化学センサの現状と応用

カテゴリ: 技術報告

論文No: 712

グループ名: 【E】センサ・マイクロマシン部門

発行日: 1999/01/20

著者名: 感性化学センサ調査専門委員会

要約(日本語): 本報告書は，人間の化学感覚に起因する感性を再現し得るセンサの現状や動向を調査した結果をまとめたものである。対象としたセンサは，光センサなど単一の物理量に変換し得る従来のセンサの範ちゅうを超えた，味覚や嗅覚など人間のあいまいな主観的感覚を定量化，客観化することを目指した“感性センサ”である。　　“感性センサ”は視覚，聴覚，触覚，味覚，嗅覚に分けられる五感が複合化され，なおかつ体験といったような過去の個人的履歴も複合して生じる感覚，感受性であって，その定量化は困難である。そこで本調査専門委員会ではまず，感性セ

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