同一次元磁束オブザーバを用いた同期リラクタンスモータのトルク推定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-123

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Torque Estimation for SynRM Using Full-Order Flux Observer

著者名: 新家 惇(中部大学),長谷川 勝(中部大学),松井 景樹(中部大学)

著者名(英語): Atsushi Shinke(Chubu University),Masaru Hasegawa(Chubu University),Keiju Matsui(Chubu University)

キーワード: 同期リラクタンスモータ|磁束オブザーバ|トルク推定

要約(日本語): 現在，永久磁石同期モータ(PMSM)が幅広く実用化されているが，磁石材料の使用によるコストの増加等の問題が懸念される。一方，回転子に磁石材料を必要としない同期リラクタンスモータ(SynRM)が費用対効果の面で期待されている。しかし，SynRMは積極的に励磁を行うという特性上，磁気飽和現象の影響を受け，インダクタンスが変動しやすい傾向があるため，高効率トルク制御の実現を目的に電流指令値生成法が種々検討されている。しかし，それらの手法には，そのモデルの精度と再帰計算が必要となる。そこで本稿では，同一次元磁束オブザーバにより推定した磁束を用いた直接的なトルク推定法を提案し，実験的に評価する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,477 Kバイト