異なる吹き付け圧力環境下におけるCO2-HeおよびCO2-N2混合ガス中でのアーク遮断能力

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-239

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Interrupting Capability of Arc in CO2-He and CO2-N2 Mixtures at Different Blasting-Pressures

著者名: 佐藤基宗 (名古屋大学),横水 康伸(名古屋大学),松村 年郎(名古屋大学),内井 敏之(東芝),河野 広道(東芝),鈴木 克己(東芝)

著者名(英語): Motohiro Sato(Nagoya University),Yasunobu Yokomizu(Nagoya University),Toshiro Matsumura(Nagoya University),Toshiyuki Uchii(Toshiba Corporation),Hiromichi Kawano(Toshiba Corporation),Katsumi Suzuki(Toshiba Corporation)

キーワード: SF6代替ガス|CO2混合ガス|電流遮断能力

要約(日本語): 筆者らは，SF6代替消弧ガス候補をCO2とし，アーク軸方向へのガス吹き付け条件下では，CO2へのHeおよびN2の混合(圧力比10～50%)は，純粋CO2時より遮断能力を高めることを示してきた。この検討には，二圧式遮断モデル装置{消弧ガスタンク圧力(以下，タンク圧力):0.35MPa，消弧室圧力:0.1MPa}を用いた。本報は，タンク圧力を0.2MPaにし，吹き付け流速を弱めた条件でCO2混合ガス時の遮断能力を測定している。結果，CO2へのHeの30%添加は，タンク圧力0.2および0.35MPaの両方の場合で遮断能力が上昇するが，N2の30%混合は，0.35MPaに高めた場合に向上効果が現れる。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 766 Kバイト