品質別電力供給マイクログリッドの自立運転に関する基礎研究

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-312

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): A Basic study of Isolated Operation of Microgrid System Supplying Different Quality Loads

著者名: 角田翔 (東北学院大学),呉国紅 (東北学院大学)

著者名(英語): Sho Kakuta(Tohoku Gakuin University),Gouhong Wu(Tohoku Gakuin University)

キーワード: マイクログリッド|分散型電源|自立運転|瞬時電圧低下

要約(日本語): 近年、環境問題やエネルギー確保等の問題の対策の一つとして分散型電源の利用が注目を集めている。しかしながら、分散型電源が系統から切り離され自立運転に移行した際に、電圧及び周波数変動が発生し、電力品質・供給信頼度が低下するおそれがある。本研究では、ガスタービン発電、風力発電の分散電源を含むマイクログリッドにおいて、電力系統側に事故等が発生した場合系統から切り離して自立運転に移行することを想定し、バッテリーや電力変換装置を用いて、品質別の負荷における電圧と周波数の維持効果を検討した。シミュレーションの結果により、自立運転に移行した後に、それぞれの負荷の電圧と周波数が一定の範囲に維持され、安定に運転できることが確認できた。今後は、制御効果を向上するための改善方法を検討する予定である。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,775 Kバイト